厄落とししたくないむすめ

年越しの大祓。

今年一年の罪や穢れを払い、新しい年を迎えるお祓いのこと。

昨年ご縁のあった神社から、ご案内が来ていたので

娘を誘ってみました。

すると、厄は払いたくないというむすめ。

「こっちゃん(むすめ)、悪いことなかったから、落としたくない。」

ほお。それはそれは。

9歳になったむすめ。

今年一年、親の目線で思い返してみても、病気もしたし、けがもしたし。

思うようにいかなかったことも、残念だったこともあったけど。

人間関係だって、9歳にもなると

どうしても気が合わない子にも気づくようで

悩みを聞いたりもしたけれど。

でも、そうか。

悪いこと、なかったか。

そう、言い切れるのってすごいな。

私はどうかなあ。

言い切ってもいいのか。

今年もいい年でした。

いろいろあった(ような気がする)けど

今、こうして生きているし

心配事もある(ような気がする)けど

笑ってらいられるし。

あなたはどんな一年でしたか?

どんなことがあっても、

今を生きているあなたは、

今年一年、いい年だったとしてもいいのだと思います。

今年も、いい年でした。

来年も、いい年。

再来年も、その先も。

いつだって、いい年なんだな。

厄を落としたくないむすめに、教えられた大晦日です。

今年も、お読みくださりありがとうございました。

どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

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