素晴らしい時間は、限られた中でだって

12月。

いくつかのコンサートに行きました。

娘と行ったピアノのハラミちゃん。

里を見渡す山の上にある、茨城県石岡市ギター文化館での福田進一クラシックギターコンサート。

写真がなかったのでこちらの動画。

こちらのギター文化館はフラメンコと非常につながりがあります。

そして先日観たばかりの、新宿ガルロチでのマルコ・フローレス、オルガ・ぺリセットによる「paso a dos」

どれもこれも、ああ、素敵でした。

コロナ禍であった頃、さまざまな制限の中、自分と向き合い、何が自分にとっての不要不急なのか考えたものです。

誰もが限りある人生です。

限りある時間。限りある自由。

さまざまなことに折り合いをつけながら、限りある中で心を満たす。できれば満杯に。

それは、我慢しての制限ではなく

今の自分にとって、ちょうどよく心を満たす分量なのかもしれません。

「足るを知る」は、

自分の身体と心を守ってくれる指標でもあるのだと思う。

さておき、素晴らしいものに出会うということは、

ある程度自分で選ばないといけないわけです。

そこには自分の学びや、経験が必要になると思います。

時間に限りのある分、その時間を何に使うか、アンテナを合わせるように。

そんな学びや経験に使った分の時間を財産にして

素晴らしい時間を手に入れる。

私は自分でも演者になり、お客様を迎える側になるのですが

貴重な時間を、今、ここで使うことを素晴らしく思って頂けるように

ひとつひとつ丁寧に、学び続けたいなと思います。

いつかあなたにも届けられたらいいな。

写真家の天明さんがJazz y Flamencoのライブの映像を、編集してくださいました。

よろしかったらご覧ください!

来年もどうぞよろしくお願いします!!