セビジャーナスのAとかEとか|歌う高さとカポとコード

先日は、セビジャーナスを歌いたいという方とのレッスンでした。

歌でも、踊りでも、初めに取り掛かることの多いこの曲。

他の曲種もそうですが、セビジャーナスにもいろんな曲があります。

ビバセビージャ、ミララカラ、エルアディオスなどなど。

そして歌ったことのある方はギターさんと合わせるときに、

「Aですか?Eですか?」と聞かれた方も多いと思います。

詳しくはギターさんの専門ですが、私なりの説明ですと

「A」はドレミでいうところの、「ラ」、 「E」は 「ミ」 です。

「A」であれば、歌の始まりの伴奏が「ラ」。「E」ならば、「ミ」。

セビジャーナスの曲は高さがいろいろなので、始まりのコードが二つあって、

これは歌う人とギターさんによって、決められます。

でも女性なら大体が

ビバセビージャはE エルアディオスもE ミララカラはA です。

その音で低ければ、カポを付けてもらって高くします。

カポを一つ上げるごとに、半音上がるので、

ビバセビージャでカポ3 というと、始まりの伴奏の音が「ソ」になります。

カポを付けると、ギターさんはいつものように弾いていても音を高くできますが、

他の楽器が入ると、コードごと変えなくてはいけないので、そのあたりは注意が必要です。先にどのコードで歌うかを伝えた方がいい。この場合だと、Gにしてもらいます。

この、歌い始めの伴奏の音と、歌い始めの音は、別物です。(別ってわけではないけれど)

なので、歌う練習をするときは、伴奏の音と、歌い始めの音がどれだけ違うかを意識するといいと思いますよ。

ちなみに、ビバセビージャは、伴奏の音と、歌い始めの音は一緒です。でも1オクターブ高い。

そんなわけで、ビデオで解説してみました。

私の相棒、ミニキーボード。

フラメンコ歌手にして差し上げることはできませんが、

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守秘義務厳守。こっそり聞いてみたいという形でも構いません。

日帰りができるところなら、キーボードもって馳せ参じますので、お気軽にお声掛けくださいね。

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