今、働き方が変わったり、お仕事そのものが変わった方が多いと聞きます。
私個人の考えは
「どこでも、いつでもできること」 を、いくつか持っているといいなというところ。
以前は「副業」といいましたが、分業とでもいいましょうか、
どれもが本業で、時と場に応じて割合を変えることができたらいいなあという期待も込めて。
作家の吉本ばななさんが、なにかでお話されていましたが
「好きだけど、さじ加減できるのが天職」
好きなことを仕事にできるのは良いことだけど、さじ加減できるかできないかは
仕事として成り立つか、はたまた、人生を豊かに生きれるか
どちらにも大事ではないかと思います。
そして、どんな生活をしていても嫌な想いはするもので
その想いをぐっと飲み込んだり、諦めたりすることもあるでしょう。
「まあ、いいや。」
そんな時、わたしは声に出して、こういいます。
でもね。
「まあ、いいや。」も、さじ加減が必要だと思うのです。
何か「さじ」になるもの。
芸の肥やしとは、芸を身に着けるため、より深みを増させるために有益なことだそうで
この、芸の肥やしになるかどうかが、さじ加減の見極めにいいのではないかしら。
あなたの人生をより深く、良いものになるのなら、それは「芸の肥やし」
「芸の肥やし」までが「まあ、いいや」で済ませてもよいところ。
もし、それを超えてしまったら
そこから離れてもいいんじゃないかなと思います。
そこから、離れることができるか、遠くの景色がちゃんと見ることができるかも
さじ加減のひとつ。
春は、がんばることが多い季節です。
どうぞ、ご自愛くださいね。
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