ルールに沿うことで生きやすくなることもある

昨年から、児童発達支援教室で言葉の先生をしています。

さまざまな障害、問題を抱えるお子さんと楽しく過ごす中で

個々の課題に取り組み、ルールを学ぶことで

この社会で生きていく準備を少しづつしていくのが目標です。

多様性を謳われるようになったこの社会でも、ルールに沿うことで生きやすくなることもたくさんあります。

また、そういった中で、

自分の力を活かし、誰かの役に立つこともできるはず。

自閉スペクトラム症や、多動症、繊細さんと呼ばれる子供たちにとって(大人もだけれど)

いつもと違う環境で生活することはとても大変です。

こだわりが強いと、「いつもと違う」ことを受け入れることがものすごく難しい。

食べること、排せつ、などができず、健康を損ねることだって大いにある。

けれども、学校や、教室で、何度となく教わりながら沿うことができるようになったル―ルがあるように、

おうち以外での社会で、できいていることもあるはずです。

災害の多い国であるこの社会で生きていくためには、

「もしもの時」の備えが必要であることは言うまでもありません。

その備えに、

おうち以外での生活の経験を、意図的に持つ。

というのも、とても必要になるのではないかなと思います。

なかなか難しいことではありますが、

旅行や宿泊、キャンプ、バスや電車でのおでかけなども

繰り返し、繰り返し、少しづつ、少しづつ

経験値が増すことが、防災になることもあると思う。

そしてそのヒントになることが、すでに学校や、その他の教室などであると思います。

どこでも、生きていけるような

そんなマイルールを作っていくには、ご家族だけでは難しい。

たくさんの人や、場所を頼り、時に助けてもらいながら

いろいろあるけれど、やっぱりこの世界は美しいと

子供たちが、

思ってくれたらいいなと思う。

ここに載せようか、迷ったけれど

必要な方に届きますようにと願いをこめて。

あなたが、生きる喜びをみつけ

生きる力となりますように。