得意なことは、過去のひとことから

好きなことが得意なこととは限りません。

得意なことが、好きなこととは限らない。

そこが一緒の方が言わずもがな、いいはずだけど。

仕事というものは、この「得意なこと」を活かせるほうがいい。

40歳を超え、これからの人生を想うとき

自分の好きなことに向き合う時間と

得意なことを活かす時間に

バランスよくエネルギーを注ぎたいと思っています。

そして、「仕事」と考えると

その得意なことを活かして、何かに役立つことをしたいと思う。

さて、得意なことって、なんだっけ。

得意で、かつ、何かに役立てることってなんだろう。

小学6年生の時、同じクラスにとっても頭のいい男の子がいて

話した記憶は全くといっていいほどないのだけれど

その子が、彼のおかあさんに、わたしのことを

「あいつは(と言っていたか定かでないけど)国語が得意なんだ。」

と、言っていたよと、私の母伝いに聞いたのを覚えています。

へえー。わたし、こくごが得意なんだ。

私の心のすみっこに、今でもずっと残っています。

自分の得意なことって、自分では見えないこともある。

周囲の誰かの何気ない一言で

鮮やかに、浮かび上がることもある。

はたまた、疑いながらも、その一言をやってみたら

得意なことになっていることもある。

好きなことより、得意なことを見つけるほうが難しい。

そんな時は、過去の記憶を思い返いしてみるのもいい。

こころに残る一言が、あなたに、あなたの得意なことに気づかせてくれるかも知れません。

さてさて、こくごが得意だと言われたわたし。

こうして、ブログなどで記事を書き、その数が200を超えました。

これだけ続いたのだから、書くことが得意と言ってよし、としようと思います。

得意なことに気づけたので、それをどうやったら役に立てるかしらと考えていました。

amazon の電子書籍 kindle では、原稿さえあれば

誰でもいつでも、出版できるそうで

今これに挑戦しているところです。

200ある記事の中から、こころについてのお話を集めて、一冊にする予定です。

原稿が整ったところで、イラストを入れたくなり

描いてみたら、やっぱり写真にしようかなと思う。

(イラストは得意でないみたい。)

何度も読み返す旅のエッセイのような、やさしい強さをもった、

そんな本にしたいな。