器は小さくてもいい。

「大豆田とわ子と三人の元夫」。このサントラが好きで、今でも良く聴いています。

ひとりでも、ちゃんと楽しく生きていっていいんだ、と

なんとなく思えるような、素敵な音楽です。いろんな楽器もあって、心地いい。

3人の元夫。それぞれなんだかんだあるけれど、憎めないというか人間らしいというか、愛おしいというか。

その中でも好きなお話が二番目の元夫、佐藤さん。

彼は、器が小さい。

周りからそう思われているだけでなく、自分でも自覚している(たぶん。いや、ぜったい。)

器が小さい自分に、無理をしない。

そんな自分のままでいい。そう思っている。

男性、女性、大人とこども、もちろん個々に抱える問題は違うけれど

特に大人の男性と女性とでは

根っこのテーマが違うように思います。

テーマというか、課題というか、向き合う対象というか。

これは私の考えでしかありませんが

男性は、自分の器の小ささをもっと認めていいと思う。

器からはみ出ていることを、ちゃんと認めていいと思う。

女性はというと、

ひとりでも生きていけると、もっと認めていいと思う。

(頼らないというわけではない、これはまた、書いてみたいことです)

器は小さくたっていい。

その分、心が深くなる。

あなたの合った器で、心を深めればいいんです。

愛は、決して器によって形を変えたりはしません。

無理をしない自分のままで、どうぞたくさんの愛を受け取ってください。

大丈夫。

受け取ったら、不思議と誰かにも渡せるから。

丁寧にお話をお聞きします。

誰かと話したいな、そんなお気持ちをどうぞ大事にしてくださいね。