感謝は奇跡のエネルギー|花火が教えてくれたこと

「感謝」するといい。とか、「ありがとう」とたくさん言うといい。など

感謝することで、目の前の現実が思い通りになるというお話を聞きますが

いまひとつ、腑に落ちなかった私が、腑に落ちた話。

少し前の連休に、娘と遠出をしていました。

その帰り道、遠くに花火が見えました。小さくて、でもとってもきれいだった。

娘は気づかず、ほら、あそこ、といっても、もう見えなくなってしまった。

花火、いいなあ。もっと近くでみたいなあ。

次の週、都合で娘を実家に預け、わたし一人で運転をしていたら

また、今度は少し近くで花火があがります。どうやら進行方向とさほど離れていなそうなので

追いかけてみました。

近づくにつれて、花火も大きくなります。ドキドキしながら、さらに追いかけると音も聞こえてきました。

どうやらこの町の海岸で上がっているようです。

海水浴でにぎわう街なので、もう秋とはいえ人も車も多いかなと思っていましたが

なんだか誰もいないような、道に出てしまった。

赤信号でとまります。すると、目の前になんの遮りもなく、花火が続けて舞い上がりました。

しかも三日月がちょうど花火の中にみえて

きれいで、きれいで、泣けてしまった。

次は娘とみたいなあ。

次の日。娘を迎えに行き、自宅への帰り道。

昨日の花火の話をしながら、運転していたら

またもや。すこし離れた花火が見えます。

この時は娘もしっかりと見れました。

すごいすごい。きれい、きれい。次はもっと近くで、止まってみたいな。

おー。今月は花火大会があるじゃないか。

さて。

願いが叶ったとき、どんな感情になりますか?

わたしは、花火を見たとき、

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

その時、そこにいることになった、さまざまな状況

忘れものをして、一度もどった、とか。

なんとなくこっちの道をえらんだ、とか。

晴れていなかったら。月が出ていなかったら(月がほんとうにきれいだったから)

それがなかったら、出会えなかった偶然。

そのすべてに、感謝の気持ち。

願いが叶う「引き寄せの法則」などでは

その願いがあたかも叶った時の感情でいると、叶う。といいます。

願いが叶ったとき、わたしはきっと、感謝していると思う。

そこに、出会わせてくれたすべてに、感謝していると思う。

そんなわけで、

感謝することで、目の前の現実が思い通りになるということが腑に落ちたのです。

そして、素直に願う。ふっと湧くような、それでいてずっと前から望んでいたことを。

それは、きっと叶うのだと思う。

きっと、ではなくて、そして、叶うんだと思う。

感情の先取りをすれば、そのようなことが目の前に起こる。それは偶然という形で。

偶然は、すでに知っている奇跡。

奇跡のエネルギーは、感謝の気持ち。

軽やかに、愛情深く、たくさんのことに「ありがとう」と言ってみる。

それはあなたの、奇跡のエネルギー。