自分らしさって、そんなもの

むすめ、10才。の記念に旅行に行こうということで

どこに行きたいかと聞いたら

「富山の滝。」(日本一の落差の称名滝)

そんなわけで、母子2人旅してきました。

旅行は大好きです。

1人の頃は、わりとあっちこっちと行きたいところめがけて進むような旅をしていたような気がしますが

今はその日のテーマみたいなものを決めて

道中、なんとなくゆっくり観察する、みたいなのが多いかな。

旅の醍醐味、お食事も、子ども寄りなのでおうどんがあればいい。(美味しいもの食べたいけどさ。)

スマホ検索も疲れちゃうし。

パリに行っても絵画に興味がないのなら、ルーブル美術館には行かなくてもいいように

10才の興味と関心は、ガイドブックのおすすめとは異なるし、大人である私のそれとは違うもの。

それならば、目についた発見を

経験に取り入れることが

今の私たちにとっての、旅の醍醐味なのかなと思ったりします。

「自分らしさ」って

そういうところにあるんじゃないかな。

何に視線が向くか。

何に心が動くか。

娘のような若者には、知識を興味で拾うことも大事ですが

(年齢だけは)立派な大人である私くらいの人であれば

本来の自分が欲するものは

すでに詰めこめられているはずです。

そんなに意識がなくても

あなたの細胞が覚えている。

なのでここは、どっしりと自分を信じて

自分の視線や心の動きに任せてしまっていい。

不思議と目の前に出くわすものです。

それは、シンクロニシティかもしれないし

偶然の奇跡かも知れない。

どちらにしても、大切なのは

動いたアンテナにしたがって、

行動をすることです。

そちらの方に舵を切る勇気。

大丈夫。

あなたが得てきた知識や経験が直感となり

あなたをあなたらしい方へと

導いてくれます。

意識的でなく、なんとなく。

なんかそっちの方に。

自分らしさがわからなくなってしまったり、

自分のしたいことが見つからなくなってしまったら、

今の、あなたにやってくるものを

どうぞよく観察してみてください。

探そうとせず、掴もうとせず

自然にあなたの心が向いた方に

そろそろとついていってみてください。

そんなものだと思うのです。

そろそろとついていったら、

なんとなく、これいいな。

人は、そんなものでいいのだと思いますよ。

とはいえ、子連れで迷子になっては困るので

どっちが北か、南かは確認しようと思う。

なんとなく誰かに話したいな。

そんなお気持ちを大事にしてくださいね。

丁寧にお話をお聞きします。

お気軽にお声がけください。