IT HAD TO BE YOU|恋人たちの予感

なかなか一人の時間がない今ですが(娘と過ごす毎日なので)

久しぶりにネットのレンタルで映画を観ました。(こんなことできるの知らなかった!)

特別に選んだわけでも、すごく好きなわけでもないのですが

「恋人たちの予感」

原題は ”When Harry met Sally”

1980年代のニューヨーク。メグ・ライアンとビリー・クリスタル。

2人の言い合いが止まらない。

それなりの時代を感じますが、とってもキュートでおしゃれな作品です。

そしてジャズの歌がとってもぴったり。

1曲目はこちら。

君はポテイトが好きで、ぼくはポタトが好き。

君はトメイトが好きで、ぼくはトマトが好き。

トメイト、トマト。トメイト、トマト。。。

ああー。うまくいかない。分かり合えっこない。

このままだとわかれることになる。。。

そんなことになったら、ぼくのハートはこわれちゃう。

だから

僕が好きなパジャマ。君が好きなパジャーマ。

僕がパジャーマを着て、君にパジャマをあげよう。

パジャマ、パジャーマ、パジャマ、パジャーマ。。。

ああー。これで分かり合えるかな。

(わたしなりの意訳です)

主人公の二人の名前も韻を踏むかのように、ハリーとサリー。

この二人の関係がこの歌にピッタリなのです。

男女に友情は成立するのか、なんだかんだあって

友情が愛情だと気づいた時に流れるのがこの曲。

It had to be you, it had to be you

I wondered around and finally , that somebody who

Could make me be true

Could make me feel blue

And even be glad just to be sad , thinking of you

I love you still

It had to be you, wonderful you

It had to be you

君だったんだ。そうだ、君だったんだ。

ぐるぐるまわって、ようやくわかったよ。

誰が本当の僕でいさせてくれるのか。

誰が僕を寂しくさせるのか。

君のこと考えるだけで、嬉しかったり、悲しかったり。

今でも愛しているよ。

君だったんだ。とっても素敵な君。

そうだ、君だったんだ。

it have to be でなくて、had to be

というのが、これもふたりを物語っています。

ずっと、そうだったことに、ようやく気付いた。

最後に、ハリーがサリーに言う言葉がとても素敵でした。

残された人生を誰と生きていきたいかに気づいたなら、できるだけ早くその人生を始めた方がいいじゃないか。(みたいなこと)

生きている人すべてが、残りの人生を生きています。

多くのことを制限されている今、

たくさんのことがそぎ落とされて

何が、誰が、あなたにとって大切なのかがぼんやりとでもわかったのではないでしょうか。

きっと、今、あなたの心にあることは、

この先の残りの人生を生きていくうえで、大切なはず。

ああ、そうだった。気づいてないふりしてたけど、そうだ、そうだ、そうだった。

そうやって、気づくのもいいんじゃないかな。

こころを軽くしていれば、きっと足取りも軽くなります。

どうぞ、たまにはスキップしながら、あなたの残りの人生を歩いてくださいね。

ようやく気付いた大切なものと一緒に。

映画では、ハリーコニックJr.(とフランク・シナトラ)が歌っています。

こちらはハリー・コニックJr.映画のシーンも。

あなたが残りの人生を大切なものと生きていくことを、こころから応援しています。