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今回はフラメンコです。
フラメンコのステージなどで、歌い手さんが歌い出す前に
アーイ とか、イー とか、声を出すことがあります。
これは、ギターさんの音と自分の声をチューニングしているんです。
歌の高さを決めるのに、ギターのフレットにつけるカポがいくつなのか決める必要があります。
クリップみたいなのが、カポタストと呼ばれるもので、
それをどこにつけるのかを数字で表します。
カポなしが0 弦を巻くねじみたいなのがついてる方から一つ目が1
丸く空いている方に向かって、2,3,4・・・となっていきます。
1つ数字が上がると半音高さが上がります。
ギターさんといつも練習できればいいのですが、なかなかそうもいかない。
自分で練習をしている音が、どのカポの高さなのかわからない。
ということが多々あります。
あとは、なんだかの都合により、いつもの高さでないカポで歌わないといけないときもある。
ブレリアの音の高さは、女性ならカポ2か3かなと思います。高い人で4かな。
でも例えば、ソレアポルブレリアで歌うときに3だったら、必然とそのあとのブレリアも3です。
ソレアは、コードが違うので7で歌えば、ブレリアは2の高さ(だと思う)
自分の歌いやすい、かつ、その状況に合わせていくつかの音の高さで歌えるようにしておくと何が起きても怖くないです。(怖い目に合ったので、この練習をしようと思ったのでした。)
ブレリアの場合は、歌い終わりの音がギターの始まりの音なので
ギターが始まったらその音を
アーイとか、イー とか声に出してチューニングして歌い始めます。
ブレリアの音の初めは高かったり、低かったり、さまざまなので
同じ高さでいろんな歌を続けて歌うのもよいと思いますよ。
スペインの愛好家さんたちは、この出だしのアーイ で、その人の歌の良さがわかるとか。
もしも、歌い始めが定かでないときは、歌の後半から歌って、続けて初めから歌うのもよいです。何回か続けて歌っていると、だんだん腑に落ちてきます。
先日のレッスン動画の一部です。
そんなことを話しています。
楽しく練習してみてくださいね。
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