久しぶりにフラメンコ。
フラメンコの歌は、古くからあるアンダルシアの民謡のようなものを少しずつ形を整え、ヒターノたちによって昇華させていったものだといわれていますが(と、わたしはそう思っている)、そうやってフラメンコとなった民謡の歌詞とメロディーを集めて、整理し、世に広めたのがフェデリコ・ガルシア・ロルカです。
詩を書き、作曲し、絵も描き、ピアノを弾く、多才な芸術家。
彼はグラナダ出身ですが、フラメンコの一族ではありません。
フラメンコを深く、深く、愛した人。
ヒターノ(ジプシー)の詩、そして、その土地で受け継がれているメロディーとを組み合わせてフラメンコの世界を美しく、悲しく、世に広めました。
ソロンゴのオリジナルは、ロルカ出身のグラナダの古い民謡のメロディーだと聞きますが、(もともとは踊りのフラメンコ用に作ってない)
フラメンコで踊られる時または、歌われるときは
その時さまざまに形が変わります。
タンゴ、ブレリア、ソレア・ポル・ブレリアなど。
メロディーはそのままです。そして、どれもがソロンゴ。ソロンゴは、ソロンゴなのです。
La luna es un pozo chico
Las frores valen no nada
Lo que valen son tus brazos
Cuando de noche me aprazan
小さな井戸に映るお月さま
美しいお花たち 何も価値はない
私のとって価値のあるのは あなたの腕。
夜に私を抱きしめる、あなたの腕だけ。
このソロンゴを、タンゴとブレリアで歌う予定です。
リズムの変わり方は、一度シエレ(プツンと切って)にしてから
思い切ってどん!と変えると、なかなかカッコいいですよ。おすすめはタンゴからブレリアです。始まりや終わりにリズムをつけないリブレの歌も合わせると、よくまとまります。
タンゴのソロンゴ
ブレリア(サックスも!!)2分過ぎたことからサックスのブレリア 3分くらいから歌が入ります。
シエスタ・フラメンコ 今回は動画はありませんが春の遠足気分にぜひどうぞ。
つくばエクスプレス 研究学園駅より約2キロ。(バスがあったんだけどねえ。なくなってしまった。)グーグルマップなどでは、筑波ハム、meetoco 、総菜まる環、などの近くです。
・フラメンコリズムいろいろ
・ジャマーダって、なんじゃ。
・偉業を成したアーティスト カマロンとパコ・デ・ルシア
・お!あの曲がフラメンコに。
実演を交えて、楽しくお話していきます。
盛りだくさんの1時間となります!
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バイレ 永田健
ギター 細川晶生
サックス 鈴木貴則
カンテ・お話 鈴木知美