英語の曲、なんとなく、さびだけ知っている。
イエスタデーワンスモア とか、レットイットビーとか。
そんな曲のひとつかな。
カントリーロード。Country Road
ジブリの映画では日本語になっていましたね。
歌詞をよくみると、新たな発見があるものです。
Country roads, take me home
To the place I belong
West Virginia, Mountain Mamma
Take me home, country road
カントリーロード 私を連れて行って
私のいるべきところへ
ウエストバージニア 母なる山へ
英語には、男性/女性名詞で変化はないけれど(たぶん)スペイン語は、はっきりあります。
「山」は女性名詞なので
La montaña (男性名詞だとLa でなく El がつきます)
日本でも、母なる~と、自然を謳うことはよくあります。
そしてなんとなく、帰るところ≒お母さん という印象もあるのかな。
なんだかんだあって、歌の主人公は故郷を離れています。
そして、ある朝気付くのです。
I hear her voice in the morning hour as
she calls me
The radio reminds me of my home far away
And driving down the road I get a feeling
That I should’ve been home yesterday
このher voice は、山の声。故郷の、母なる山の、懐かしく、温かい声。
そんな声がわたしを呼ぶ。
ラジオ聴きながらどんなに離れてしまったんだろうと気づく。
あの場所から。
出発しよう。故郷へ。わたしの、いるべきところへ。
故郷とは、生まれ育った場所ということだけではなく、
あなたがあなたでいられるところ。
母の愛に包まれるように、安心して、一生懸命生きていけるところ。
旅にでるように、帰るのもいいね。
<お知らせ>
シエスタ・フラメンコ 今回もフラメンコにまつわるお話をいろいろしていきます!
2021年6月19日(土)14:30から
ギター 中川浩之
バイレ 森野みどり
カンテ・お話 鈴木知美
動画視聴もありますので(翌日より一週間視聴可能)どうぞよろしくお願いします。
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お会いできることを楽しみにしています。