台風が近づいている夜です。
いま、あなたはどこにいますか?
何が聞こえますか?何が見えますか?
人は、いいな、と思える場所で過ごせるほうがいい。
あたりまえだけれども。
安心できるところ。ほっとするところ。
または、挑戦できるところ。ちょっとがんばれるところ。
そんなところが、複数あったほうがいい。
子どもの知る大人は、親だけではなく
認めてくれる居場所は家庭だけではないほうがいい。
それは、どんな人にも当てはまるのではないでしょうか。
場所ごとに違う顔をみせることになったとしても、
ほめてくれるところ、叱ってくれるところ。
それは、いくつあってもいいと思う。
人は、軸を持っていなければならない。
そんな話もよく聞くけれど、
軸を鎖につなぐ必要などはなく
たゆたえて、けれど沈まず
流れた先で、休みながら、
進んでいけばいいのだと思う。
今夜あなたが、心地よく眠りにつき
目覚めた朝が、穏やかでありますように。