guajira グアヒーラ
作家活動にもいそしむ娘、5歳。
新作は
ゆめのこい
ラブストーリーなのかしらー?
夢の恋で、なんとなくイメージしたのがグアヒーラ。
わりと、伴奏で歌うことが多いです。
ほとんどがレマーテを入れて7コンパスのレトラに、ブレリアかタンゴが付きます。
レトラは、プラス2か、4コンパス付け加えて、長くすることもよくあります。
そして後半のブレリアまたはタンゴは、コロンビアーナという曲でグアヒーラとは別物です。もともとはタンゴの曲。
タンゴの歌はブレリアのリズムで歌うこともできます。できるのも、ある。
なので、同じ歌詞、メロディーで、リズムだけをタンゴか、ブレリアにします。
歌ぶりよりも、この後半の展開で、踊りによっての変化があります。遊び心。おもしろさ。
ブレリアからタンゴに変わるとかも、ありますね。逆もしかり。
ただ、タンゴにするときは、その前にグアヒーラのリズムの流れがあるので(だいたいがエスコビージャですし)、
タンゴにします!!
という、強い意志が見られると伴奏者はありがたいです。
ジャマーダとか、一度しめてからパルマでリズムを出すとかだと明確ですが、そうでない場合は、指揮をビシバシと取ってください。
説明されれば覚えておくのですが、やっぱり流れがないと難しい。
同じ歌詞、メロディーですしね。自分でもどっちを歌ってるのかわからなくなる時があります。
さて。
これは日本のグアヒーラのお話です。
人気がある故なのか、日本のグアヒーラはこの構成がお手本のようになっていますが、スペインではあまり見かけません。
スペインでグアヒーラといえば、グアヒーラです。
テンポが早く、歌は朗々と歌います。そしてグアヒーラのまま終わる。
恋のドキドキが止まらない感じ。
cante David Lagos
baile Mercedes Luis
ダビの歌声は、鳥のさえずりのようです。
彼のカンテクルシージョを受けたことがあるのですが、フラメンコを論理的にも学ばれているようで、学校の先生のように丁寧に教えてくれました。
動画で歌っている歌は
“Mi retoque al cante jerezano”というCDに入ってます。
Guajirita de mi pensamiento
Canta,canta despacito
La guitarra debe rasguear
Porque el cante pide gente
もうひとつ。
夢の恋のような、グアヒーラ。歌はなく、ギターのみです。
baile Ann Sehlsteds y Marco Flores
ここはスウェーデン。アンはスウェーデンの人なのかな?
恋は国境も超えますね。言葉がなくてもドキドキしちゃいます。
あなたの、夢の恋をこころから応援しています。
追記) !!写真をよく見たら「めめのこい」ひつじのメーメーの恋だったみたい。
メーメーの恋も応援しています。