手放すという意志と人生の仕事

最近、少しずつ、繰り返し読んでいるこの本。

若松英輔著 「探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった」

「意志について」という箇所で

仕事、そして人間の使命について書かれています。

仕事=自分が事に使え得るような日々を送ること。

何らかの行為によって、世界、他者、あるいは自己とのつながりを深化させること。

(本文より)

これは私の考えですが、

仕事というのは、好きという気持ちよりも、得意なことと結びつけたほうがいい。

そしてもし、その中でも何をしたらよいのかわからなかったら

その行為が、

誰かや、何かや、どこかのためになるかどうか

自分の深いところに尋ねてみたらいい。

そしてこの行為は

持続できなくてはいけません。

そこに、意志が必要なのだと思う。

この行為を誰かや何かやどこかのために、持続していくという意志。

それが人がそれぞれに受け持つ仕事であり

人間の使命なのではないかと思うのです。

さて。その使命とは。

何が、私の人生の仕事であるのか。

それは、私がすべてを決めている、という信念のようになってしまった妄想を

手放すことで、あちらのほうからやってくる。

「永遠の世界」を感じ得る者は、

同様の確かさで意志の働きを認識する

(本文をお読みください!)

そんなことを考えていたら、

藤井風「満ちていく」の歌詞が目に留まりました。

手放す、軽くなる、満ちていく。

誰もが、満ちるようにできている。

ただ、人として生まれたのには

たぶん、それなりの理由があって

私にはわたしの、あなたにはあなたの

それぞれが受け持つ仕事があり

それに気づくために起きたなんだかんだを

手放す必要がある。

意志を持って手放す。

意志をもって受け入れる。

それが人生の仕事を全うするカギであるのだと思う。

あなたが何かを手放し

より、満ちていきますように。

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