大人も子どもも認めてほしい|自己肯定感

自己肯定感を上げよう、というのをよく目にも耳にもするようになりました。

求める答えはどうやったらそれが上がるかだと思うのですが

ありのままの自分を好きになる、自分の良いところも悪いところも認める、などなど、

その方法とともに、情報もたくさんあるように思います。

先日、200年ぶりくらいに(うそだけど)参加してきた、発達に何かしら問題のある子供たちへの支援について学ぶ学会で

「自尊感情」についてのお話がありました。

自尊感情とは、自己肯定感と同じようなものとされていますが

簡単に言えるのならば、自分っていいなと思えることです。

障がいあるなしに関わらず、子どもの自尊感情を高めるためには、役割を持たせることが効果的だそうです。

そしてそれは、家庭よりも、学校など外の世界でのほうが高めやすいのだとか。

係活動、委員会、部活での役割、友達との関係

外の世界で、「ありがとう」と言われ、「ありがとう」と言える経験が

自分っていいな、と思えることにつながる。

また、周囲の大人である親や、教師が、自身の自尊感情が高いと、子供へのいい支援につながる(というような)ことも言われていました。

さて。

私の自尊感情は、どうしたら上がるだろうかと考えると

「認められたい」ということが出てきます。

何を認められたいかというと、認めてほしいことを認められたい。

「褒められる」とはちょっとちがう。

逆に言うと、それを褒められても、うれしいけど私の自尊感情は上がらない、ということがある、ということです。

人はいくつになったって、認めてほしいことを認めてもらえたら、自分っていいなと思えると思う。

それは生きるモチベーション。

なんだかんだある世界でも、

生きていく理由になる。

そんなことを考えていたら、こちらを見つけました。

leaf18.pdf (nier.go.jp) 国立教育政策研究所~「自尊感情」?それとも「自己有用感」?

「自己有用感」(そんな言葉もあるんだなあ)

自己というわりには、自分以外の誰かが必要で、

いまはまだ出会えていないかもしれない。

ならばまずは、

自分が何を認めてほしいのかを知ることが大切なのかも知れません。

それを自己肯定感と呼べるのかはわからないけれど

どんなところを認めて欲しいか

しっかりと向き合うことが

自分っていいな、と思う練習にはなると思う。

誰かにありがとうと言われ、誰かにありがとうと言える。

そんな世界が続けばいいな。

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