スナック キズツキ へいらっしゃい

益田ミリさんの「スナック キズツキ」がドラマになったんですねえ。

原田知世さん、素敵だわー。

お酒を置かないスナック キズツキ。

傷ついた心を持った人が訪れて、ノンアルコールを飲み、そして歌い、ほんの少し元気になって、帰っていく。

人の心のもやもやの多くは、きちんと見つめることが難しい気持ちが

「ほら。ここにありますよ。」

と、うごめくときのように思います。

もやもやするけど、仕方ないよな。

そんな想いで、なかったことにしたはずなのに

心の中の、そいつは、なかなか消えてはくれません。

そもそも人間の能力に、「なかったことにする」という便利な機能なんてものはないのだと思う。

感情には、原因があります。

なぜ、そう感じたか。

そして感情には、種類があります。

どんな、感情か。

その二つが腑に落ちた時、

「私、傷ついたんだな。」

と気づけるのかもしれない。

こころのもやもやは

ただ、そのことに気づいてほしいだけなのかも知れません。

そして本当はどうしたかったのか

どうしてほしかったのか

それに気づいただけでも、少しだけ元気になって明日を迎えられるかもしれません。

「スナック キズツキ」のいいな、と思うところが

傷ついた私も、誰かを傷つけている というところ。

もちろん、故意ではなく、知らず知らずに。

傷つけあって、生きている私たち。

だからこそ、自分に丁寧に過ごす時間が、誰にでも必要なのだと思います。

随分寒くなりましたね。良い秋をお過ごしください。

<お知らせ>

「生きるって、何だ。」フラメンコ×ライブペインティング

note 音声ブログにアップしました。

「たいては、大切にされたい」

https://note.com/suzukitomomi/n/n903767e52f87