先日、テレビで情熱大陸を観ました。
二週続けて新型ウイルス対策の最前線にいるお二人のドキュメント。
私はテレビ制作については全く知らないけれど
これだけの内容を取材し、編集し、放映するまでに本来ならもっと、もっと時間をかけるであろうに、このタイムリーさ。ナレーションは放映日に取ったもののようだし、
プロのすごさを感じました。
きっと制作に携わるひとりひとりが、「今」でなければいけないという強い想いで、それぞれの仕事に挑んだのだな。
テレビって、すごいな。
今回の主人公は、ウイルス学者の河岡義裕氏と、感染管理専門家の坂本史衣氏。
お二人が、同じことを言っているのがとても心に残ります。
それは
「淡々と」
休みなく、膨大なことをしているお二人が「(目の前のことを)淡々とやるだけ。」
と言うのです。
この二人の「淡々と」とは、ずれているかもしれないけれど
もし、あなたが今、こころが揺れてしまって不安を抱えているのなら
意識して「淡々と」過ごされるのもよいのではないかと思います。
自分の外側でなく、内側を淡々と見つめて行動するのです。
不安な材料はいくらでもあります。今はなおさらです。
でも、それらの不安材料が自分の外側にあるものなら、外に置いたままでも大丈夫。
大切なのは、自分の内側です。
不思議と、外側への不安(執着のようなものも)を置いて、自分をみつめると
感情がシンプルになっていきます。そして、本心に近づいていきます。
本心に気づくと、本来のあなたの望む行動ができたりします。
自分以外の人のために、生きることのほうが簡単なのかも知れません。
その人のために何かをしようとすることのほうが、ぱっと思いつく。
そして、実行しやすい。
わりと、自分のために何をしてあげられるか考えるとなかなか思いつかなかったり、思いついても行動に移しにくかったり。
あなたはやさしいから。
もしも今、ちょっとしんどかったら
あなたがあなたのためにできることを、淡々と、してあげてくださいね。
あなたも、わたしも、この世界の大切な一員なのですから。
「淡々と」自分を大切にするあなたを、こころから応援しています。