病院のはしごをこなす娘に思うこと

わりと丈夫な娘が幼稚園を休みました。

目の充血、まぶたの腫れ、鼻づまり。

元気なのですが、見るにもかわいそうなのでお休みして受診しました。

まずははじめて行く眼科。

視力検査 C こういうカードをもって、お姉さんの持つカードと同じ形にするのです。それから先生の診察。
目薬をもらいました。

そして続けて、目と鼻の先ほどにある耳鼻科へ。
一人で診察室の椅子に座り、耳とお鼻をみてもらってから、ネブライザーをお鼻にします。(もくもくするやつ)

検査も診察もネブライザーまでも、娘一人で座って、わたしは外野で応援です。(静かに)
病院のはしごをこなす娘に、わが娘ながら感心しました。

11時に眼科に着き、眼科受診、耳鼻科受診、処方箋をもらって薬局でお薬をもらい、お昼をたべて、DVDを借りて、うちに着いたのが14時!病院が空いていたこともあるけれど、わずか3時間でこれだけできるようになるなんて。

1、2歳のころなんて、丸二日かかるスケジュールです。

そのころは、まず時間通りなんて無理だし、移動だってこちらの思い通りには行きません。
受診がおわったのに、1時間かけて車に乗せてやっと帰ったり。
なんだり、かんだり、ママも受診して助けてほしいくらいでした。

自分を責めたりもしました。風邪をひかせちゃった、とか、昨日上着を着せなかったからかな、とか。

それが、
「お昼は、はじめて行くところにしようよ!」
なんて娘が言うのですから。

何よりも娘の強さ、そして病院や周囲のスタッフのみなさんの温かい対応はもちろんですが、

わたし、がんばった。
すごいぞ、わたし。

と、思ったのでした。

今、娘は5歳です。となると私は、ママになって5年。
5年前までママじゃなかった。

子供はそれぞれです。
その子に一番いい方法はママがよく知っています。
無意識にでも、いつも最適な方法で子供と社会とを結びつけているのです。
それには近道なんてなくて、一日一日の積み重ねに他ならないのだと思います。

今、小さいお子さんを育ている方やお仕事でがんばっている方に、心をこめて言いたいです。

大丈夫です。
今の手間や大変さは決して無駄じゃない。そのことがあるから、少し先の未来の成長があるのです。
ずっと先ではありません。すぐ、そこに、その未来はあります。

あなたはすごい。

あなたがいるから、世界は回るのです。
あなたは、世界の大事な一員です。

すごいあなたを心から応援しています。